離乳食を全く食べない子
一生懸命作った離乳食でも、赤ちゃんが食べてくれずに困ってしまうことがあるかと思います。でも、少しやり方を工夫するだけで、子どもの食べる意欲が出てくるかもしれません。
ここでは私が相談した保健師さんや医師、子育てセンターの相談員さんなどから得た、離乳食を全く食べない子でも、食べるようになるかもしれないポイントを紹介します。
お腹をすかせてみる
特に母乳だと1-2時間おきくらいにおっぱいを求めてきてあげてしまったりして、離乳食の時間にあまりお腹がすいていないということがあるのかもしれません。
ズリバイやはいはいができるようになったら、たくさん体を動かして遊ばせて、疲れてお腹がすいたころなどを狙って食べさせてみてはいかがでしょうか。
食感や味を工夫してみる
食べ物が少し硬くて嫌なのかもしれないし、逆に柔らかすぎて嫌なのかもしれない。トロみがついているのが好きなのかもしれないしサラサラした方が好きなのかもしれない。もしくは食べさせてもらうのではなくて自分で食べたいのかもしれない。
食材の種類もそうですが、調理の仕方を色々変えてたり食べさせ方に変化を持たせるというやり方もあります。
母乳やミルクが好きなのであれば、母乳やミルクを使ってミルクリゾットにしてみる等、離乳食に取り入れることで自分の知っている味がして食べてくれる可能性があります。
食べることが楽しいことだと伝える
どうしても食べてほしい一心で赤ちゃんに食べさせるとき怖い顔になりがちです。赤ちゃんもそんなママの気持ちを敏感に察知して、愚図って食べないのかもしれません。
ママやパパが楽しそうに食べている側で一緒に食べさせてみましょう。美味しそうに楽しそうに食べているママやパパを見て、同じように食べたくなるということもあるでしょう。
おばあちゃんやおじいちゃんに食べさせてもらったり、お友達と食べてみるのもいいかもしれませんね。
それでもダメなら?
いろいろ試したけれど、やっぱり食べないようでしたら、あきらめる。無理して食べさせないという手もあります。
よく言われることですが、一生母乳/ミルクしか飲まない人はいません。いつか必ず食べ物を食べる時が来ます。それまでは成長に問題がなさそうであれば、食べる時期が来るまで待ってあげましょう。
離乳食を全く受け付けない子どもは、まだ生理的に食べ物を欲していない時期なのかもしれません。欲する時が来たら自然と食べるようになります。
それでも親が食べている時には横に座らせて、「おいしいよ~!これ食べる?」と声かけをしてあげましょう。
参考
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